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2023年1月に読んだ本の感想

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初めての Go 言語 ―他言語プログラマーのためのイディオマティック Go 実践ガイド

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Go でバックエンドのコードを書き始めたので昨年末からちまちま読み進めていた本。
実用 Go 言語とどちらを読むか迷ったのだが、迷ったときは新しい方を読もうということでこちらを選択。
本の内容としてはいつものオライリーっぽいなという本。Go の言語仕様とよくあるイディオムがまとまっているが、非常に分厚いので注意(450 ページぐらいある)。

Go の基礎的な内容は拾えたと思う。


詳解 Go 言語 Web アプリケーション開発

詳解Go言語Webアプリケーション開発 | 清水 陽一郎 |本 | 通販 | Amazonamazon.co.jp詳解Go言語Webアプリケーション開発 | 清水 陽一郎 |本 | 通販 | Amazon

Go 二冊目。Zenn のスクラップにも感想を書いた。

Go の言語仕様等の説明はあまりなく、Go で Web アプリケーションを作る時に知っておくべき Go 特有のイディオムやライブラリについて豊富に解説されている。
そのため、Go の言語仕様を別の本や Tour of Go である程度理解した後に読むのが良いだろう。

個人的には公式に書かれている内容ではなく、そこから発展した実際の現場での使われ方やライブラリについて知りたかったので非常に良かった。
ハンズオンがあるのも良かった。


経営 × 人材の超プロが教える人を選ぶ技術

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人を選ぶときの手法を筆者の体験も含めて語られている本。
私は採用に関して素人でたまに採用面接に入っても(良くないと気付きつつ)マニュアル通りに処理するタイプになっていたので、この本を読んだ事による気付きはかなり得られた。
気持ちを聞くのではなくエピソードベースによる「事実」でその人物がどういった属性を持つのか視るというのは理にかなっていると感じた。

しばらくは採用に本格的に携わる機会は無いと思うが、エピソードでその人物を掘り下げるというのは日常的にやってみたいと思う。
また、この本は読み物としても非常に面白いのでおすすめ。


基礎から学ぶ データ構造とアルゴリズム

基礎から学ぶ データ構造とアルゴリズム | 穴田 有一, 林 雄二 |本 | 通販 | Amazonamazon.co.jp基礎から学ぶ データ構造とアルゴリズム | 穴田 有一, 林 雄二 |本 | 通販 | Amazon

大学の指定図書その 1。
タイトルの通り、基礎的なデータ構造とアルゴリズムの本。
各ソートアルゴリズムとか Binary Tree、幅優先探索・深さ優先探索などを説明している。
このあたりは競プロ(AtCoder)でやっていたのであまり苦労しなかったのだが、世の情報系大学生がなぜ競プロで強い人多いのかを垣間見た気がする。

こういうことを学びながら競プロやっていればそれは強いなという感想。
大学指定図書なので本の評価は割愛。


図解 CASL2 によるプログラムの作り方 第 2 版

図解 CASL2によるプログラムの作り方 第2版 | 晃, 澤田 |本 | 通販 | Amazonamazon.co.jp図解 CASL2によるプログラムの作り方 第2版 | 晃, 澤田 |本 | 通販 | Amazon

大学の指定図書その 2。 基本情報とかで使われるために作られたアセンブリ言語である CASLⅡ でプログラムを作る方法を解説している本。
前半は各命令の説明、後半は命令を駆使して典型アルゴリズムの書き方を解説している。

普段はもっと普通の(というと語弊があるかもしれないが)TypeScript とか Rust といった所謂高級言語を書いているので、アセンブリ言語でプログラムを書くのはメチャクチャ辛い。
何しろ掛け算・割り算すら無い。特定の命令に jump して goto みたいなことを使いまくる。シミュレータで全ての値を出力し続けないと、何が起こっているのか理解するのに凄く時間がかかる。
授業としてやるのは面白かったが、できれば実際に書かなければならないような事は起きてほしくない...

大学指定図書なので本の評価は割愛。